ギターのセーハ 上達のコツ、脳トレ

“セーハ ”はギターのテクニックの中でも難関。
いくら練習しても
“指が思ったように動かない”
“音がビリついたり出ないことがある”
そんな人に役にたつ情報です。

加藤誠式体操、脳トレをご紹介します。
単純に繰り返し練習だけでなく
科学的に練習していきましょう。

セーハがうまくできない原因

(セーハ=同時に2本以上の弦を1本の指で押さえるテクニック)
Fのコードなどの難しいセーハが
上手くいかない原因
を考えていきましょう。

セーハをする場合の多くは
セーハをしている人差し指だけでなく、
他の指も同時に他の音を押します。
人差し指をセーハのために伸ばすと
他の指も伸びてしまって

うまく押さえられないことがよくあります。

そんな時は手首が曲がっていることが原因の一つです。
手首にストレスをかけると
思ったように指が曲がらなくなります。

また、小セーハをすると
(6本全部の弦ではなく
1弦〜3弦といった部分的に押さえるセーハ)
他の指と一緒に
人差し指の第一関節も曲がってしまう

といったこともよくおきます。

これらはどの関節を曲げるか
脳の命令がうまくできていないからです。

レッスンの現場で起きていること

レッスンで生徒さんがセーハに手こずっている時
私たち講師は
「手首が曲がってますよ」
「肘をもう少し上げて」
などお声がけをしますが
ほとんどの人は
「私の手首が曲がっているのですか?
曲げているつもりはありません」
「肘があげられません!
どうやって上げるの?」
などとお返事があります。
ご自分の腕なのに思うように動かせない
不思議ですね。。。

ギターを弾いていない時は、
たとえば物を棚に上げる時などは
肘も手首も自由に使えているはず。
それが、ギターを持つと
思うように命令ができなくなる
のです。
どうしてでしょう?

脳の中の身体の情報が間違っている

人間の脳の中に
自分の身体の情報、
身体の大きさや動き、構造などの
情報を蓄えているところがあります。
それをボディマップと呼んでいます。

このボディマップが正しければ
自由な動きができる
のですが
間違った情報“ミスマップ”があると
思ったような動きができなくなる
のです。

“ギターで思うような指の動きができない”
という人は
ギターのテクニックを覚えていく途中で
1、 間違った身体の情報を覚えてしまった
または
2、もともと正しい情報が入っていなかった
のどちらかです。
間違った情報のまま
繰り返し練習をしても
なかなか上達することができません。

正しい情報で動けば
少ない練習量で上達
することができます。
まずは自分のボディマップが正しいかどうか
チェック
してみましょう。

関節の場所を確認する

ではご自分にミスマップがないか確認してみましょう。
まずはギターを弾く時に使う
腕と手の関節を確認しましょう。
腕の始まり=胸鎖関節
肩関節

手首


DIP関節
PIP関節(第二関節)
MP関節
CM関節
これらを触ってさがしてみましょう

ギターを弾いている時は
一つの関節だけでなく
たくさんの関節が協力して
ギターを上手に弾かせてくれます。
触ったり、動かしたりしてみましょう。

関節へ正しい命令ができるかチェック

次に、脳が
“その関節を動かせ”
と正しく命令しているかどうかを
チェック
していきます。
たとえば
“手首だけを曲げる”
“MP関節だけを曲げる”
といったテスト
です。
その時
“他の関節は動かさない”
という命令も送っています。

セーハの時に間違った命令をしやすいのは
手首の関節とMP関節、PIP関節です。
先ほどの動画の
「加藤誠式体操」をしてみると
ミスマップがないか
確かめる
ことができます。

加藤誠式体操でチェック

「加藤誠式体操」でミスマップがあったら
まずはその関節をさわったり
動かして
みたりして
もう一度確認しましょう。
その後で、もう1回、体操を行います。
関節を正しく動かせたら
今度は見ないでやってみましょう。
これをギターの練習の前や
日常でも思い出した時にやってみてください。
1〜2回できたらそれでOKです。
何度も繰り返して練習しないでください。
あくまでも脳が意図的に
“この関節を曲げる”という
命令をしてから動かすという
脳トレ
です。
意図的に行うことによって
脳に新しい正しい情報がはいります。

何も考えないで曲げられるまで
続けて何回も行うのは逆効果
です。
時々チェックするために行ってください。

まとめ

いかがでしたか?
案外、
自分の身体を思うように
動かせていない
ことに
びっくりしませんか?
でも、関節を意識的に思い浮かべ
命令を送る
ことによって
身体の記憶(ボディマップ)が正確になり
ギターを弾く指、腕も正確に使えるようになります。
是非、「加藤誠式体操」を
セーハ上達に役立ててみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

井桁典子ギター教室では
初心者のうちから
単に“できるようになるまで繰り返し練習”ではなく
身体理論に基づいた
効率的で身体にやさしい
オリジナルメソッド

を使っています。
また、身体の使い方に特化した
「ミュージックボディラボ」クラスもございます。
もしご興味がありましたら
一度ホームページをご覧ください。
井桁典子ギター教室のホームページにジャンプします。
井桁典子ギター教室
指や身体のトラブルに悩んでいる方は、身体の使い方の専門指導のミュージックボディーラボのホームページをご覧ください。
ミュージックボディーラボ

井桁 典子

井桁 典子

井桁典子ギター教室主宰

初心者を教えて40年以上の経験から、身体に負担なく楽に上達する方法を研究しています。
“ギターライフを楽しんでもらいたい”その思いから、皆様に情報発信をしています。
楽器演奏をするときの身体の使い方の専門指導「ミュージックボディーラボ」も主宰しています。

関連記事

RELATED POST

PAGE TOP
MENU
お問合わせ

TEL:045-983-6195